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施工管理アプリおすすめ20選【2025年】料金・機能比較

「施工管理アプリのおすすめを知りたいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」「自社の規模や業種に合ったアプリはどれ?」とお悩みではありませんか?

施工管理アプリは、工程表・写真・図面・日報などの現場情報をクラウドで一元管理し、業務効率化を実現するツールです。しかし、アプリによって機能や料金、対応業種が大きく異なり、「導入してみたら使いにくかった」「必要な機能がオプション料金だった」という失敗事例も少なくありません。

本記事では、2025年最新のおすすめ施工管理アプリ20選を徹底比較。各アプリのメリットだけでなくデメリットや注意点も正直にお伝えし、自社に最適なアプリを選ぶための判断材料を提供します。

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目次

この記事でわかること

  • 施工管理アプリとは何か、導入するメリット
  • 失敗しない施工管理アプリの選び方(料金の落とし穴も解説)
  • タイプ別おすすめ施工管理アプリ20選の特徴・料金・デメリット
  • 無料アプリの注意点と限界

[1] 施工管理アプリとは?

施工管理アプリとは、建設現場における工程管理・写真管理・図面共有・日報作成・コミュニケーションなどの業務をデジタル化し、効率化するためのツールです。

従来の建設現場では、紙の図面を持ち歩いたり、工程変更を電話やFAXで連絡したり、写真を手作業で整理したりと、多くのアナログ作業が発生していました。施工管理アプリを導入することで、これらの作業をスマホやタブレットで完結でき、現場と事務所の情報共有がリアルタイムで可能になります。

施工管理アプリの主な機能

機能概要注意点
工程表の作成・共有ガントチャート形式で工程表を作成し、クラウドで共有。変更もリアルタイムで反映されるアプリによってはオプション料金が発生
写真管理現場写真を撮影と同時にクラウドへ保存。電子黒板機能や自動仕分け機能も容量制限があるアプリが多い
図面管理図面をアプリ上で閲覧・共有。書き込みや注釈の追加も可能アプリ内で図面確認できない製品もある
日報・報告書作成現場から日報を作成・提出。テンプレート機能で入力の手間を削減オプション扱いの場合あり
チャット・コミュニケーション案件ごとにグループチャットで連絡。履歴も残るため「言った・言わない」を防止外部ツール(LINE等)との連携有無を確認
入退場管理作業員の入退場をアプリで記録。労務管理や安全管理に活用対応していないアプリも多い
発注・請求管理発注書・請求書をアプリ上で作成・送付。ペーパーレス化を実現オプション料金が発生するケースが多い

[2] 施工管理アプリを導入する4つのメリット

施工管理アプリを導入することで、以下のようなメリットが得られます。

メリット①:情報共有がスムーズになり、ミス・トラブルを防止

工程変更や図面の差し替えなど、現場では頻繁に情報の更新が発生します。施工管理アプリなら、変更内容をリアルタイムで全員に共有できるため、「古い図面で作業してしまった」「工程変更を聞いていなかった」といったトラブルを防げます。

また、チャット機能でやり取りの履歴が残るため、「言った・言わない」の問題も解消されます。

メリット②:業務効率化による残業時間の削減

従来は事務所に戻ってから行っていた日報作成や写真整理を、現場にいながらスマホで完結できます。移動時間や転記作業が削減されることで、1日あたり数十分〜数時間の業務効率化が期待できます。

2024年4月から建設業にも時間外労働の上限規制が適用されており、業務効率化は喫緊の課題です。施工管理アプリはその解決策として注目されています。

メリット③:協力会社との連携がスムーズに

元請け・下請けの関係者が同じアプリを使うことで、図面や工程表の共有、発注書・請求書のやり取りがすべてオンラインで完結します。FAXや郵送の手間がなくなり、ペーパーレス化も実現できます。

メリット④:施主への報告がスムーズになり、顧客満足度が向上

アプリで撮影した現場写真を施主に共有することで、工事の進捗を「見える化」できます。こまめな報告により施主の不安を解消し、信頼関係の構築につながります。


[3] 施工管理アプリの選び方(失敗しないためのポイント)

施工管理アプリは数多く存在するため、自社に合ったものを選ぶことが重要です。導入後に「思っていたのと違った」と後悔しないために、以下のポイントを押さえて選定しましょう。

選び方①:自社の業種・規模に対応しているか

施工管理アプリには、ゼネコン・大規模向け・住宅会社向け・土木向けなど、それぞれ得意とする業種があります。自社の業種や現場の特性に合ったアプリを選ぶことで、スムーズに運用できます。

また、大企業向けの多機能なアプリは、中小企業には「機能が多すぎて使いこなせない」「料金が高い」といったケースもあります。自社の規模に見合ったアプリを選ぶことが大切です。

選び方②:必要な機能が「基本料金内」で使えるか確認

施工管理アプリ選びで最も注意すべきポイントは、「必要な機能がオプション料金になっていないか」です。

一見安く見えても、工程表・電子黒板・受発注管理・検査機能などがすべてオプション扱いというケースがあります。「基本料金は安いが、必要な機能を追加すると結局高くなった」という失敗を避けるため、契約前に必ず確認しましょう。

選び方③:料金体系と隠れたコストを確認

施工管理アプリの料金体系は大きく以下の3パターンに分かれます。

料金体系特徴向いている企業
ID課金型利用者1人あたり月額○円利用者数が少ない企業
定額制利用者数に関係なく月額○円利用者数が多い企業
無料広告表示などで無料提供まずは試してみたい企業

隠れたコストに注意!以下の費用が発生する場合があります。

  • 初期費用:10万円〜30万円かかるアプリも多い
  • 導入支援費用:1日あたり5万円〜11万円
  • 容量超過費用:1GBあたり月額1,100円など高額な場合も
  • オプション機能:工程表・電子黒板・受発注など基本機能が別料金のケースあり

協力会社の職人にも使ってもらう場合は、「外部メンバーは無料」「ゲストアカウント機能あり」といったアプリを選ぶとコストを抑えられます。

選び方④:現場で使いやすいか(操作性・サポート体制)

どんなに高機能なアプリでも、現場の職人が使いこなせなければ意味がありません。ITに不慣れな方でも直感的に操作できるシンプルなUIかどうかを確認しましょう。

特に確認すべきポイントは以下の通りです。

  • アプリの動作速度:動作が遅いと現場で使われなくなる
  • LINEなど普段使うツールとの連携:新しい操作を覚える負担を軽減
  • サポート体制:電話・チャット対応、導入説明会の有無

[4] 施工管理アプリの料金相場

施工管理アプリの料金相場は、月額10,000円〜20,000円程度が一般的です。ただし、初期費用の有無や、利用人数による変動、オプション機能の追加料金があるため、事前に総額を確認することが重要です。

以下に主要なアプリの料金をまとめました(2024年11月調査)。

アプリ名初期費用月額費用注意点
Anymore施工管理無料15,000円〜外部メンバー無料、LINE連携・Googleカレンダー連携あり
ANDPAD要問合せ要問合せ主要機能の一部がオプション
KANNA無料要問合せライトプランでも工程表・電子黒板がオプション料金
ダンドリワーク200,000円〜15,000円〜オプションをつけないと機能制限あり、動作が遅いとの声も
現場ポケット月額の1ヶ月分13,500円(税抜)写真のアップロードが遅い
蔵衛門無料1,300円/ID〜フリープランは工事数1つ・写真管理のみ
Kizuku100,000円20,000円〜容量超過時1GBあたり月額1,100円(高額)
サクミル無料9,800円(30アカウントまで)写真管理は別途料金
現場Plus月額の1ヶ月分10,000円/60ID〜UI/UXが古い
クラフタ無料無料広告掲載あり
テラ施工管理無料無料広告表示あり、UI/UXが古い

[5] おすすめ施工管理アプリ20選【2025年最新】

ここからは、おすすめの施工管理アプリをタイプ別にご紹介します。各アプリのメリットだけでなく、デメリットや注意点も正直にお伝えします。

タイプ①:中小建設会社向け(シンプル・低コスト)

機能がシンプルで、ITに不慣れな方でも使いやすく、料金も抑えられるアプリです。中小規模の建設会社や、初めて施工管理アプリを導入する企業におすすめです。

1. Anymore施工管理【総合おすすめNo.1】

Anymore施工管理 公式HP
引用元:Anymore施工管理 公式HP

中小規模の施工会社に特化した、業界で最もシンプルで使いやすい施工管理アプリ。

最大の特徴は、他社にはない「LINE連携機能」と「Googleカレンダー連携機能」を標準搭載していること。普段使い慣れたLINEから、案件情報の確認、写真・資料の登録、入退場記録など、現場管理に必要な操作が完結します。新しいアプリの操作を覚える必要がないため、ITが苦手な職人でもすぐに使いこなせます。

また、多くの施工管理アプリでは「オプション料金」がかかる機能(工程管理、電子黒板、受発注管理、検査、請求・見積もり、入退場管理など)が、Anymore施工管理ではすべて基本料金内で利用可能。「必要な機能を追加したら高くなった」という失敗がありません。

料金も月額15,000円〜、初期費用ゼロ、外部メンバー(協力会社)は無料と、中小企業でも導入しやすい設計になっています。

初期費用無料
月額費用15,000円(税抜)〜
外部メンバー無料
無料トライアルあり(1ヶ月)
主な機能案件管理、工程管理、カレンダー、報告、検査、写真管理、資料・図面、入退場管理、トラブル管理、発注、請求、見積もり、予算管理、LINE連携、Googleカレンダー連携、API連携
こんな会社におすすめ中小規模の施工会社、LINE連携で職人に使ってもらいたい会社、オプション料金なしで多機能を使いたい会社

【Anymore施工管理が選ばれる理由】

  • ✅ LINE連携・Googleカレンダー連携は業界唯一(他社にはない機能)
  • ✅ 工程管理・電子黒板・受発注・検査・請求などすべて基本料金内
  • ✅ 初期費用ゼロ、外部メンバー無料で導入ハードルが低い
  • ✅ ユーザーのアクティブ率・継続率・評判が非常に高い

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2. 現場ポケット

現場ポケット 公式HP
引用元:現場ポケット 公式HP

シンプルなUIと定額制の料金が魅力の施工管理アプリ。

トーク・掲示板・アルバム・日報・報告書作成など、現場で必要な機能に絞った設計で、ITに不慣れな職人でも使いやすいのが特徴です。写真をトーク画面に投稿すると自動でアルバムへ保存されるため、管理の手間も削減できます。

初期費用月額料金の1ヶ月分
月額費用13,500円(税抜)
主な機能トーク、掲示板、アルバム、日報、報告書作成、チャット
デメリット・注意点写真のアップロードが遅いとの声あり
こんな会社におすすめ塗装会社、リフォーム会社

3. Kizuku(キズク)

Kizuku公式HP
引用元:Kizuku公式HP

チャット形式で直感的に使える施工管理アプリ。

LINEのようなチャット画面で、写真・図面・報告書をアップするだけで進捗を共有できます。多彩なスタンプ機能もあり、文字を打たなくてもコミュニケーションが取れるため、スマホ操作が苦手な方でも安心です。

導入社数13万社以上の実績があり、工務店を中心に幅広く利用されています。

初期費用100,000円(税抜)
月額費用20,000円(税抜)〜
主な機能チャット、写真共有、図面共有、報告書作成、入退場管理
デメリット・注意点容量超過時1GBあたり月額1,100円と高額。導入支援は1日110,000円。工程管理・受発注・報告がオプション
こんな会社におすすめ住宅会社、工務店

4. サクミル

サクミル公式HP
引用元:サクミル公式HP

多機能かつ低価格を実現した現場管理アプリ。

顧客・案件管理、写真台帳作成、作業日報、見積・請求管理、原価・粗利管理など、現場担当者から経営者まで幅広く活用できる機能が揃っています。

初期費用無料
月額費用9,800円(税抜):30アカウントまで
無料トライアルあり(2ヶ月)
主な機能顧客・案件管理、写真管理、作業日報、見積・請求管理、原価管理、チャット
デメリット・注意点機能はシンプルだが、できることは限定的
こんな会社におすすめ小規模の建設会社

タイプ②:多機能・大規模向け

幅広い業種・規模に対応し、工程管理から経営管理まで多様な機能を搭載したアプリです。

5. ANDPAD(アンドパッド)

ANDPAD公式HP
引用元:ANDPAD 公式HP

導入社数21万社、シェアNo.1の施工管理アプリ。

ゼネコンから工務店まで幅広い業種に対応し、工程表・写真・図面・日報などの基本機能に加え、顧客管理・見積・受発注・原価管理まで一気通貫でカバー。建設業界出身のメンバーが開発に携わっており、現場目線の使いやすさが評価されています。

初期費用要問合せ
月額費用要問合せ
主な機能工程管理、写真管理、図面共有、日報、チャット、顧客管理、見積、受発注、原価管理
デメリット・注意点電子黒板・受発注・検査・タスク管理・請求見積もり・API連携がオプション料金。料金が非公開で高額になりやすい
こんな会社におすすめ大規模な建設会社、多機能なアプリを求める会社

6. ダンドリワーク

ダンドリワーク公式HP
引用元:ダンドリワーク公式HP

10万社以上の導入実績を持つ、サポート体制に強みのあるアプリ。

現場出身者が開発したサービスならではの使いやすさと、手厚いサポートが特徴です。チャットサポートは24時間365日対応、導入時の説明会やアフターフォロー説明会も年間1,700回以上開催されています。

初期費用200,000円(税抜)〜
月額費用15,000円(税抜)〜
主な機能写真管理、掲示板、チャット、工程管理、日報
デメリット・注意点オプションをつけないとできないことが多い。アプリの動作が遅い。図面をアプリ内で確認できない。工程管理・電子黒板・受発注・報告・検査・入退場がオプション
こんな会社におすすめサポートを重視する住宅会社

7. KANNA(カンナ)

KANNA 公式HP
引用元:KANNA 公式HP

建設・建築業界のテレワーク化を推進するアプリ。

施工管理、物品管理、プロジェクト進捗管理、電子帳票作成と幅広い業務をカバー。図面や仕様書をクラウドに保存し、どこからでも確認できます。無料プランも用意されています。

初期費用無料
月額費用要問合せ(無料プランあり)
無料トライアルあり(14日)
主な機能施工管理、物品管理、図面共有、チャット、報告書作成
デメリット・注意点ライトプラン(有料)でも工程表・電子黒板・データエクスポート等がオプション料金。容量制限あり(フリー5GB〜エンタープライズ1,000GB)
こんな会社におすすめテレワークを推進したい会社、無料で試してみたい会社

8. 蔵衛門

工事写真管理に特化した施工管理アプリ。

80,000社以上の導入実績を持ち、写真管理の効率化に強みがあります。電子小黒板機能で撮影業務を分担でき、撮影した写真はAIが自動で仕分け。専用アプリと連携すれば、工事写真台帳も自動作成されます。

初期費用無料
月額費用1,300円(税抜)/ID〜
無料トライアルあり(期間無制限、ただし機能制限あり)
主な機能写真管理、電子小黒板、AI自動仕分け、写真台帳自動作成
デメリット・注意点フリープランは工事数1つのみ、機能は写真管理のみ。工程管理・受発注・報告・チャットなどの機能はなし
こんな会社におすすめ写真管理のみを効率化したい会社

9. アイピア

アイピア公式HP
引用元:アイピア公式HP

建築業務に必要な機能をオールインワンで搭載した工程管理ソフト。

顧客・案件管理、見積作成、原価発注管理、勤怠・労務管理、経営分析など、現場から経営層まで共通のシステムで管理できます。

初期費用120,000円(税抜)〜
月額費用10,000円(税抜)+ 2,000円/ユーザー
主な機能顧客管理、見積、原価管理、発注管理、タスク管理
デメリット・注意点スマホアプリなし(Webのみ)。工程管理・写真管理・受発注がオプション
こんな会社におすすめ経営分析まで一元化したい会社

10. BUILDY NOTE(ビルディーノート)

BUILDY NOTE公式HP
引用元:BUILDY NOTE公式HP

工務店主導で実用性にこだわってつくられた現場管理アプリ。

工程管理、ファイル管理、受発注管理、原価管理、顧客管理など、建設現場で必要な機能をワンストップで提供。ガントチャート形式の工程表をテンプレートからスピーディーに作成できます。

初期費用要問合せ
月額費用要問合せ
主な機能工程管理、ファイル共有、受発注管理、原価管理、顧客管理、チャット
こんな会社におすすめ工務店、工程管理を効率化したい会社

タイプ③:特定業種・用途に特化

特定の業種や用途に特化した機能を持つアプリです。

11. プロワン

プロワン公式HP
引用元:プロワン公式HP

電気工事・空調工事・リフォームなど、短期工事に特化した統合業務管理システム。

現場から見積書・請求書・領収書・発注書・報告書を簡単に作成でき、顧客管理・案件管理・原価管理も一元化。受電時に顧客情報や過去の案件・通話履歴が表示される「受電システム」も搭載しています。

初期費用要問合せ
月額費用要問合せ
主な機能顧客管理、案件管理、原価管理、見積・請求作成、受電システム、商談・提案管理
こんな会社におすすめ電気工事会社、空調工事会社、リフォーム会社、短期工事が多い会社

12. Photoruction(フォトラクション)

Photoruction公式HP
引用元:Photoruction公式HP

建設業向けに特化した施工管理システム。40万以上のプロジェクトで利用実績。

大容量の図面でも高解像度かつ高速で表示できる独自技術が特徴です。電子小黒板機能では、撮影した写真に自動で属性情報が付与され、写真整理の手間を大幅に削減。BIMモデルの共有ができる「Photoruction BIM」など、オプションも充実しています。

初期費用無料(カスタマイズ・オプションにより発生)
月額費用要問合せ
無料トライアルあり(30日)
主な機能図面管理、写真管理、電子小黒板、検査、BIM連携
デメリット・注意点大規模業者の写真管理に特化しており、中小企業にはオーバースペックな場合も。API連携がオプション
こんな会社におすすめゼネコン、大規模プロジェクトを扱う会社、ビル・プラント工事

13. eYACHO for Business(イーヤチョー)

eYACHO公式HP
引用元:eYACHO公式HP

大林組と共同開発した、現場での使いやすさにこだわった施工管理支援アプリ。

紙の野帳の再現性を追求した手書き機能を備え、タブレットやスマホから写真・動画・音声で現場状況を詳細に共有できます。複数人で図面に同時書き込み・共有ができる「Share機能」も搭載。

初期費用300,000円(税抜)
月額費用16,000円〜
無料トライアルあり(30日)
主な機能手書き機能、図面共有、写真・動画共有、タスク管理、API連携
デメリット・注意点初期費用が高額。ワークフロー機能の追加は月額1万円
こんな会社におすすめ大規模建設会社、手書きで記録を取りたい会社

14. SPIDERPLUS(スパイダープラス)

SPIDER PLUS 公式HP
引用元:SPIDER PLUS 公式HP

図面管理・検査業務に強みを持つ施工管理アプリ。

図面上に写真やメモを紐づけて管理でき、検査記録の作成・共有が効率化されます。配筋検査や仕上げ検査など、建設現場の各種検査業務に対応した機能が充実しています。

初期費用要問合せ
月額費用要問合せ
主な機能図面管理、写真管理、検査記録、帳票作成
デメリット・注意点大規模業者の写真管理に特化。工程管理がオプション
こんな会社におすすめ検査業務が多い会社、ビル・プラント工事

15. 現場Plus(現場プラス)

現場Plus公式HP
引用元:現場Plus公式HP

住宅・リフォーム業界向けの施工管理アプリ。

案件管理、工程管理、写真管理、日報など基本機能を備え、住宅・リフォーム現場に特化した使いやすさが特徴です。

初期費用月額料金の1ヶ月分
月額費用10,000円(税抜)/60IDまで ※以降30IDごとに5,000円追加
主な機能案件管理、工程管理、写真管理、入退場管理、チャット
デメリット・注意点UI/UXが古いとの声あり。容量上限50GB
こんな会社におすすめ住宅会社、中小規模のリフォーム会社

16. AnyONE(エニワン)

AnyOne公式HP
引用元:AnyOne公式HP

工務店・リフォーム店に特化した業務管理システム。

顧客管理から見積・実行予算、発注・請求、工程管理、アフターメンテナンスまで、工務店経営に必要な機能をオールインワンで提供。導入実績3,000社以上を誇ります。

初期費用要問合せ
月額費用要問合せ
主な機能顧客管理、見積、発注・請求、工程管理
デメリット・注意点スマホアプリなし。打ち合わせ費用2万円/時、追加講習費用5万円(オンライン)〜20万円(訪問)。管理項目カスタマイズ・受発注がオプション
こんな会社におすすめ住宅会社、工務店、リフォーム店

17. PRODOUGU(プロドウグ)

PRODOUGU公式HP
引用元:PRODOUGU公式HP

建設現場の写真整理・図面確認を効率化する施工管理アプリ。

KENTEMが提供するアプリで、電子小黒板による写真撮影、図面への書き込み、帳票作成などの機能を搭載。現場の「ちょっとした作業」を効率化し、残業削減に貢献します。

初期費用30,000円(税抜)
月額費用5,000円(税抜)+ 3,000円/ユーザー
主な機能電子小黒板、写真管理、図面管理
デメリット・注意点10GBあたり6,000円(税抜)の追加料金(高額)
こんな会社におすすめ土木工事、公共工事を扱う中小規模会社

タイプ④:無料で使える施工管理アプリ

まずは無料で試してみたい、コストをかけずに導入したいという企業向けのアプリです。ただし、無料アプリには機能制限や広告表示などのデメリットがあるため、本格導入には向かない場合があります。

18. クラフタ

クラフタ公式HP
引用元:クラフタ公式HP

完全無料で使える施工管理アプリ。ユーザー数25,000人突破。

案件・ファイル・写真・タスク管理やチャットなど、現場管理に必要最低限の機能を無料で利用できます。LINEに似た直感的な操作性で、ITに不慣れな方でもすぐに使い始められます。

初期費用無料
月額費用無料
主な機能案件管理、ファイル管理、写真管理、タスク管理、チャット
デメリット・注意点広告掲載あり。工程管理・受発注・報告・検査・入退場などの機能なし
こんな会社におすすめ無料で始めたい会社、最低限の機能で十分な会社

19. テラ施工管理

テラ施工管理 公式HP
引用元:テラ施工管理 公式HP

現場管理に必要な機能を無料で提供するアプリ。

現場地図の閲覧、写真管理、日報作成など、基本的な機能を無料で利用可能。直感的な操作でスマホに慣れない方も簡単に使えます。

初期費用無料
月額費用無料
主な機能現場地図、写真管理、日報作成、トーク
デメリット・注意点広告表示あり。UI/UXが古い。無料相応のクオリティとの声も
こんな会社におすすめ無料で始めたい会社、シンプルな機能で十分な中小規模会社

20. Site Box(サイトボックス)

Site Box公式HP
引用元:Site Box公式HP

国土交通省の「工事完成図書の電子納品等要領」に対応した、公共工事向けの施工管理アプリ。

電子小黒板、出来形管理、配筋検査、品質管理など、公共工事に必要な機能を搭載。写真管理だけなら無料で利用可能です。

初期費用要問合せ
月額費用要問合せ(一部機能無料)
主な機能電子小黒板、出来形管理、配筋検査、品質管理
こんな会社におすすめ公共工事を扱う会社、土木工事、電子納品に対応したい会社

[6] 施工管理アプリ比較表

ここまで紹介したアプリを一覧表にまとめました。

アプリ名タイプ初期費用月額費用特徴注意点
Anymore施工管理中小向け無料15,000円〜LINE連携・Googleカレンダー連携(業界唯一)、外部メンバー無料、主要機能が全て基本料金内特になし
現場ポケット中小向け月額1ヶ月分13,500円定額制写真アップロードが遅い
Kizuku中小向け100,000円20,000円〜チャット形式で使いやすい容量超過1GB/月1,100円
サクミル中小向け無料9,800円多機能かつ低価格写真管理は別料金
ANDPAD多機能要問合せ要問合せシェアNo.1、幅広い業種対応主要機能がオプション
ダンドリワーク多機能200,000円〜15,000円〜サポート充実動作が遅い、図面確認不可
KANNA多機能無料要問合せ無料プランあり工程表・電子黒板がオプション
蔵衛門多機能無料1,300円/ID〜写真管理に強みフリーは工事1つのみ
アイピア多機能120,000円〜10,000円+2,000円/人オールインワンアプリなし
BUILDY NOTE多機能要問合せ要問合せ工務店向け
プロワン特化型要問合せ要問合せ短期工事向け
Photoruction特化型無料〜要問合せ建設業向け、BIM連携大規模向け
eYACHO特化型300,000円16,000円〜手書き機能初期費用高額
SPIDERPLUS特化型要問合せ要問合せ図面・検査に強み大規模向け
現場Plus特化型月額1ヶ月分10,000円/60ID住宅・リフォーム向けUI/UXが古い
AnyONE特化型要問合せ要問合せ工務店向けアプリなし、追加講習費用高い
PRODOUGU特化型30,000円5,000円+3,000円/人土木・公共工事向け容量追加費用高い
クラフタ無料無料無料完全無料広告掲載あり
テラ施工管理無料無料無料完全無料広告あり、UI古い
Site Box無料要問合せ一部無料公共工事向け

[7] 無料の施工管理アプリを使う際の注意点

無料で使える施工管理アプリは導入のハードルが低く魅力的ですが、本格的な業務利用には限界があることを理解しておきましょう。

注意点①:機能が限定されている

無料アプリは、有料アプリに比べて機能が大幅に限定されています。写真管理やチャットなど基本的な機能は使えても、工程管理、発注・請求管理、検査、入退場管理などの機能は利用できないケースがほとんどです。

例えば、蔵衛門のフリープランは「工事数1つのみ、写真管理機能のみ」という制限があります。

注意点②:広告が表示される

クラフタやテラ施工管理など、完全無料のアプリは広告表示によって収益を得ています。業務中に広告が表示されると作業効率が落ちたり、誤タップのリスクがあります。

注意点③:UI/UXが古い場合がある

無料アプリは開発リソースが限られるため、UI/UXのデザインが古い場合があります。テラ施工管理では「無料相応のクオリティ」「UI/UXが古い」という声もあります。

注意点④:サポートが限定的

無料アプリは、電話サポートや導入支援などのサポートが限定的、または提供されていないことがほとんどです。トラブル発生時に自力で解決する必要があるため、ITに不慣れな企業には不向きです。

注意点⑤:将来的なコストに注意

無料アプリで運用を始めた後、機能が足りなくなって有料アプリに乗り換えると、データ移行の手間現場への再教育コストが発生します。最初から必要な機能が揃った有料アプリを選ぶ方が、トータルコストを抑えられる場合もあります。


[8] まとめ

施工管理アプリは、建設現場の業務効率化に欠かせないツールです。本記事で紹介した選び方のポイントを参考に、自社の規模・業種・課題に合ったアプリを選定してください。

施工管理アプリ選びのポイント(まとめ)

  • 「必要な機能がオプション料金か」を必ず確認する(見た目の料金だけで判断しない)
  • 隠れたコスト(初期費用、導入支援費、容量超過費用)をチェック
  • 現場の職人が使いやすいか(LINE連携の有無、操作性、動作速度)を重視
  • 無料アプリは機能制限・広告表示・サポート不足に注意

タイプ別おすすめ

  • 中小規模の施工会社Anymore施工管理がおすすめ(LINE連携・Googleカレンダー連携は業界唯一、主要機能が全て基本料金内、外部メンバー無料)
  • 大規模・多機能:ANDPAD、ダンドリワーク(ただしオプション料金に注意)
  • 写真管理のみ:蔵衛門
  • 公共工事・土木:Site Box、PRODOUGU
  • まずは無料で試したい:クラフタ、テラ施工管理(ただし広告表示・機能制限あり)

Anymore施工管理が選ばれる理由

本記事で紹介した施工管理アプリの中で、中小規模の施工会社に最もおすすめなのがAnymore施工管理です。

その理由は以下の通りです。

  • LINE連携・Googleカレンダー連携は業界唯一(他社にはない機能)
  • 工程管理・電子黒板・受発注・検査・請求・入退場など、すべて基本料金内(オプション料金の心配なし)
  • 初期費用ゼロ、外部メンバー無料で導入ハードルが低い
  • 月額15,000円〜と中小企業でも導入しやすい価格
  • 1ヶ月の無料トライアルで使い勝手を確認できる
  • ✅ ユーザーのアクティブ率・継続率・評判が非常に高い

「施工管理アプリを導入したいけど、どれを選べばいいかわからない」という方は、まずはAnymore施工管理の無料トライアルで使い勝手を確認してみてください。

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