蔵衛門クラウド

蔵衛門の評判・口コミ|料金・機能・写真管理の特徴を解説

「蔵衛門の評判は実際どうなの?」「写真管理・写真台帳作成は本当に効率化できる?」「公共工事でも使える?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

蔵衛門クラウド
引用元:蔵衛門クラウド公式HP

本記事では、蔵衛門の評判・口コミを徹底調査し、写真管理に特化した機能、料金プラン、導入事例を紹介します。工事写真台帳の作成を効率化したい方必見の情報をまとめました。

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目次

蔵衛門とは?基本情報

蔵衛門は、株式会社ルクレが提供する工事写真管理に特化した建設DXプラットフォームです。工事写真台帳を初めてデジタル化したパイオニアであり、25年以上の歴史を持つサービスです。

サービス名蔵衛門(くらえもん)
運営会社株式会社ルクレ
導入企業数112,000社以上(2025年2月時点)
導入工事数500,000件以上(2025年2月時点)
利用ユーザー数846,000人以上(2025年2月時点)
サービス開始1999年(25年以上の実績)
NETIS評価最高評価VE(国土交通省推奨新技術・NETIS番号:KTK-160024-VE)
対応端末PC、スマホ(iOS)、蔵衛門Pad(専用タブレット)
App Store評価★4.7(15,000件以上のレビュー)

蔵衛門は、日本トレンドリサーチの調査で「実績が豊富な施工管理システム」「電子小黒板に強い施工管理システム」「施工管理者に紹介したい建設DXサービス」で3冠を獲得(2021年11月調査)。工事写真管理のスタンダードとして、多くの建設会社・ゼネコンで利用されています。従業員数1,000人以上の大手企業の3社に1社で導入済みです。

蔵衛門の料金プラン

蔵衛門には、「フリー」「プレミアム(ライセンスパック)」「エンタープライズ」の3つのプランがあります。

項目フリープレミアムエンタープライズ
初期費用0円0円要問合せ
月額費用0円660円〜1,100円/人(税込)要問合せ
参加工事数1件のみ無制限無制限
写真共有容量制限あり無制限無制限
台帳作成×
電子納品×
管理機能××
無料トライアル期間無制限最大2ヶ月要問合せ

プレミアムプランの料金詳細

プレミアムプランは、利用メンバーが増えるほど1人あたりの月額料金がお得になります。

  • 3ライセンスパック:月額1,100円/人(税込)
  • 10ライセンスパック:月額880円/人(税込)
  • 60ライセンスパック:月額660円/人(税込)

※年額一括払いのみ。オプション費用は一切不要で、すべての機能が利用可能です。(参照:蔵衛門公式サイト 料金プラン

蔵衛門の主な機能【写真管理・台帳作成に特化】

蔵衛門は、工事写真の撮影・管理・台帳作成に特化した機能が充実しています。

機能内容
写真撮影・管理撮影した写真は自動でクラウド保存・共有。AIが「工種」「場所」「撮影者」を判断し自動仕分け
電子小黒板国土交通省認可の改ざん検知機能に対応。公共工事にも安心して利用可能
写真台帳作成写真と情報を登録するだけで台帳を自動作成。編集や仕分け作業も簡単
電子納品最新要領案に対応した電子納品出力が可能
図面管理図面データの保存・共有、書き込み機能で注意点や変更点を伝達
トーク機能現場関係者とのチャット、写真・図面の共有が可能
遠隔臨場蔵衛門Camを使用したリモート立会いに対応

写真台帳作成の効率化ポイント

蔵衛門の写真台帳作成機能には、以下のような効率化ポイントがあります。

  • AIによる自動仕分け:工種・場所・撮影者で写真を自動整理
  • 大量写真の高速表示:独自のプログラムで数万枚の写真も快適に操作
  • 台帳の自動作成:写真を取り込むだけで台帳が完成
  • 黒板データの一括管理:何百枚もの黒板データを端末で持ち運び可能

蔵衛門の良い評判・口コミ

蔵衛門の良い評判・口コミ

実際に蔵衛門を利用している企業の良い評判・口コミを紹介します。(出典:蔵衛門公式サイト導入事例)

写真管理・台帳作成が効率化された

「データを取り込むだけで、仕分けと台帳の整理ができる。」

(蔵衛門公式サイト 導入事例より)

「撮影するだけで、クラウド上に写真を共有できる。」

(蔵衛門公式サイト 導入事例より)

「今まで現場業務とされていた写真整理などの業務がクラウド連携により内勤者でも可能となった。」

(株式会社冨士土木 導入事例より)

残業時間・作業負担が大幅に削減

「現場監督の残業時間を、3分の1に減らすことができた。」

(株式会社東邦建設工業 導入事例より)

「黒板機能を利用する事で、今までは大荷物で動いて写真を撮っていたところから、PADひとつで行けるようになったため、労力がガクンと下がりました。」

(蔵衛門公式サイト 導入事例より)

直感的で使いやすい

「直感的に利用ができるつくりになっていることから、ITリテラシーがそれほど高くない高齢社員からも使いやすいと評判です。」

(蔵衛門公式サイト 導入事例より)

公共工事でも安心して使える

「県営住宅団地の居住改善・給水管改善工事で令和5年度静岡県優良建設工事受賞。」

(蔵衛門公式サイト 導入事例より)

蔵衛門の悪い評判・口コミ

蔵衛門には、以下のような悪い評判・口コミもあります。

蔵衛門Padの価格が高い

「機能は良いですが蔵衛門PADの価格が高いことがあげられます。ほぼ専用機としてしか利用できない本製品にここまでの価値があるかは微妙なところです。」

(比較サイト ユーザーレビューより)

蔵衛門Padは専用タブレットのため、iPad+蔵衛門カメラ(iOSアプリ)の組み合わせの方が汎用性は高いという声もあります。

通信環境に左右される

「クラウドサービスなため、電波の通じない現場や通信環境の悪い所では、ログインできないトラブルが生じる可能性がある。」

(比較サイト ユーザーレビューより)

サポート時間が限定的

「導入後のサポートはしっかりしていますが、お問い合わせは営業時間の平日9時〜12時と13時〜18時までしか行っていません。」

(比較サイト ユーザーレビューより)

※2024年9月より24時間365日電話受付(自動応答)が開始されました。また、水曜日のみ17時までとなります。(参照:蔵衛門公式マニュアル)

PCスペックによっては動作が重い

「パソコンのスペックによっては、動作が重くなる。」

(比較サイト ユーザーレビューより)

蔵衛門のメリット

蔵衛門を導入するメリットは以下の通りです。

メリット①:写真管理・台帳作成に特化した機能

蔵衛門は25年以上の歴史を持つ工事写真管理のパイオニア。AIによる自動仕分け、大量写真の高速表示など、写真管理に特化した機能が充実しています。数十万枚の写真整理も素早く処理できます。

メリット②:国土交通省NETIS最高評価VE獲得

蔵衛門は国土交通省の推奨新技術(NETIS)で最高評価のVEを獲得(NETIS番号:KTK-160024-VE)。工事成績評定での加点や、入札に有利になるメリットがあります。公共工事を受注する企業には大きなアドバンテージです。

メリット③:導入実績が豊富で安心

112,000社以上、846,000人以上が利用する圧倒的な導入実績(2025年2月時点)。建設29業種の160,000を超える現場で利用されており、信頼性は抜群です。

メリット④:オールインワンパッケージ

モバイルアプリ(蔵衛門カメラ)、パソコンソフト(蔵衛門御用達DX)、クラウドストレージ(蔵衛門クラウド)が一体となったオールインワンパッケージ。オプション費用は一切不要で、すべての機能が利用可能です。

メリット⑤:充実したサポート体制

操作方法や機能に関する質問、工事写真の運用方法、公共工事の提出方法まで、専門スタッフがマンツーマンで対応。オンライン操作説明会や遠隔サポートも無料で利用できます。2024年9月からは24時間365日電話受付(自動応答)も開始しています。

蔵衛門のデメリット・注意点

蔵衛門を導入する際の注意点は以下の通りです。

デメリット①:写真管理以外の機能は限定的

蔵衛門は写真管理・台帳作成に特化しており、工程管理・報告・検査・受発注管理・請求見積・予算管理・勤怠管理・タスク管理・チャットなどの機能は搭載されていません。施工管理全般をカバーしたい場合は、他のアプリとの併用が必要です。

デメリット②:専用端末(蔵衛門Pad)の価格が高め

蔵衛門Padは耐久性に優れた専用タブレットですが、価格が高めという声もあります。iOSアプリ「蔵衛門カメラ」を使えばiPhone/iPadでも利用可能です。

デメリット③:通信環境に依存

クラウドサービスのため、電波の通じない現場や通信環境の悪い場所では利用が制限される可能性があります。山間部やトンネル工事などでは注意が必要です。

デメリット④:Android非対応

蔵衛門のモバイルアプリはiOSのみ対応で、Androidスマートフォンでは利用できません。Android端末を使用している職人さんが多い現場では導入のハードルが上がります。

蔵衛門の導入事例

蔵衛門を導入した企業の事例を紹介します。(出典:蔵衛門公式サイト導入事例)

導入事例①:撮影業務30%省力化、13万枚の写真を納品

ある建設会社では、蔵衛門Pad Mini Toughを導入し、電子黒板で黒板を共通化、撮影を工事メンバーで分担。撮影業務を30%省力化して13万枚の写真を納品。県営住宅団地の工事で令和5年度静岡県優良建設工事を受賞しました。

導入事例②:新人でも品質の高い写真台帳作成を実現(京葉工管株式会社)

管工事を手がける京葉工管株式会社では、チーム制で作業を分担した結果、ベテランが若手を指導する時間がなくなり台帳の品質が低下。蔵衛門を導入することで、新人でも品質の高い写真台帳を作成できるようになりました。

導入事例③:工期短縮・スケジュールに余裕

道路工事を手がける会社では、蔵衛門の導入により写真管理業務が効率化。「スケジュールの余裕は心の余裕に繋がりますし、工期短縮の利点は想像以上に大きいですね。この運用を構築できたのも蔵衛門のおかげです。」(蔵衛門公式サイト導入事例より)

蔵衛門はこんな会社におすすめ

蔵衛門は以下のような会社におすすめです。

  • 工事写真管理・台帳作成を効率化したい会社
  • 公共工事を受注する会社(NETIS最高評価VE獲得で加点あり)
  • 大量の写真を管理する必要がある会社
  • 電子納品に対応したい会社
  • 導入実績が豊富なサービスを選びたい会社

蔵衛門が向いていない会社

一方、以下のような会社には蔵衛門が向いていない可能性があります。

  • 施工管理業務を一元管理したい会社(工程・報告・検査・発注・請求・見積・予算など)
  • 工程管理機能を重視する会社
  • 見積・請求・原価管理も同じアプリで行いたい会社
  • 通信環境が悪い現場が多い会社
  • Android端末で利用したい会社(iOSアプリのみ対応)

まとめ

本記事では、蔵衛門の評判・口コミ、料金、機能、メリット・デメリットを解説しました。

蔵衛門の特徴まとめ:

  • 工事写真管理・台帳作成に特化した25年以上の実績
  • 112,000社以上、846,000人以上が利用(2025年2月時点)
  • 国土交通省NETIS最高評価VE獲得
  • 月額660円〜1,100円/人(税込、オプション費用なし)
  • 工程管理・報告・検査・発注・請求・見積・予算管理などは非搭載

蔵衛門は、工事写真管理・台帳作成に特化したサービスです。公共工事を受注する会社や、大量の写真管理を効率化したい会社に最適です。

写真管理だけでなく施工管理全体を効率化したいなら|Anymore施工管理

蔵衛門は写真管理に特化した優れたサービスですが、施工管理業務全体を一元化したい場合は機能が限定的です。蔵衛門には工程管理・報告・検査・発注・請求・見積・予算管理といった機能がなく、写真管理以外は別のツールやExcelで管理する必要があります。

施工管理業務をまとめて効率化したい中小規模の施工会社には、Anymore施工管理がおすすめです。

蔵衛門 vs Anymore施工管理|機能比較

機能蔵衛門Anymore施工管理
案件管理
写真管理
電子黒板
工程管理×
報告機能×
検査機能×
受発注管理×
請求・見積×
実行予算管理×
勤怠・入退場管理×
タスク管理×
チャット×
取引先管理×
API連携×
LINE連携×
Googleカレンダー連携×
Android対応×

Anymore施工管理が選ばれる理由

① 施工管理に必要な機能をオールインワンで提供

案件管理から工程管理、報告、検査、写真、図面、発注、請求、見積、予算まで、中小規模の施工会社が必要とする機能を1つのアプリで網羅。複数のツールを使い分ける必要がなく、情報の一元管理で業務効率が大幅に向上します。蔵衛門のように写真管理は別ツール、工程管理はExcel、請求は会計ソフト…といった煩雑な運用から解放されます。

② 業界で最もシンプルで使いやすい操作性

多機能でありながら、直感的に操作できるシンプルなUI設計。ITが苦手な職人さんでも迷わず使えると評判で、高いアクティブ率・継続率を誇ります。「導入したけど使われない」という施工管理アプリあるあるの失敗を防ぎます。

③ 初期費用0円・外部メンバー費用0円の明朗会計

協力会社や職人さんを何人招待しても追加費用は一切不要。月額15,000円〜で全機能が利用可能です。蔵衛門のようにID単位で費用がかかるプランと異なり、外部の協力会社との連携コストを気にせず利用できます。

④ iOS・Android両対応で現場を選ばない

蔵衛門がiOSのみ対応なのに対し、Anymore施工管理はiOS・Android両方に対応。職人さんがどんなスマートフォンを使っていても問題なく導入できます。

⑤ 他社にない独自の連携機能

業界初のLINE連携機能により、職人さんが使い慣れたLINEから直接報告が可能。さらにGoogleカレンダー連携で工程をカレンダーに自動反映でき、スケジュール管理も効率化。API連携にも対応しており、既存システムとの連携も柔軟に行えます。

anymore施工管理説明資料

サービス資料ダウンロード

蔵衛門など施工管理アプリを検討している担当者様向けに業務効率化につながるAnymore施工管理の概要について紹介しています。


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