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Buildeeの評判・口コミ|料金・機能を徹底検証

「Buildeeの評判は実際どうなの?」「協力会社の管理に使える?」「入退場管理やCCUS連携は便利?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

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引用元:buildee公式HP

本記事では、Buildeeの評判・口コミを徹底調査し、協力会社管理、入退場管理、労務安全書類などの機能を紹介。鹿島建設・大成建設などスーパーゼネコンでの導入事例もあわせて解説します。

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目次

Buildeeとは?基本情報

Buildee(ビルディー)は、株式会社リバスタが提供する建設現場の施工管理クラウドサービスです。導入ユーザー数173万人超、導入現場数25,150件超を誇り、施工管理領域のクラウドサービスで導入シェアNo.1を獲得しています。

サービス名Buildee(ビルディー)
運営会社株式会社リバスタ(旧:イーリバースドットコム)
サービス開始2017年4月
導入ユーザー数1,732,700名以上
導入現場数25,150件以上
主な導入企業鹿島建設、大成建設、五洋建設、YKK APなどスーパーゼネコン多数
CCUS連携認定システムとして就業履歴情報を自動連携
対応端末PC、スマートフォン、タブレット

Buildeeの最大の特徴は、作業間連絡調整システムの先駆者として建設業界に普及している点です。スーパーゼネコンから中堅ゼネコンまで、業界標準化を牽引するサービスとして注目されています。

参考:建設キャリアアップシステム(CCUS)公式サイト

Buildeeの料金プラン

Buildeeの料金は、元請会社と協力会社で大きく異なります。協力会社は完全無料で利用できるのが特徴です。

元請会社の料金

項目料金(税抜)
初期費用(支店登録料)50,000円〜99,000円
基本利用料30,000円/月(支店ごと)
調整会議9,800円/現場ごと/月
労務安全6,000円/現場ごと/月
入退場管理2,000円/現場ごと/月

オプション料金

オプション料金(税抜)
現場説明会50,000円/回
CSVデータ出力(調整会議)10,000円/支店ごと/月
顔写真保管枚数(入退場管理)10円/枚/現場
入退場者数(入退場管理)10円/人/日

協力会社の料金

協力会社は完全無料で利用できます。元請会社からの招待または利用申請を行うだけで、面倒な手続きや申込みは不要です。ユーザー登録数の制限もなく、一度登録すれば複数の元請現場で同じアカウントを利用できます。

Buildeeの主な機能【3つのサービス】

Buildeeは「調整会議」「労務安全」「入退場管理」の3つのサービスで構成されています。

調整会議(作業間連絡調整システム)

Buildeeの中核となるサービスで、作業間調整システムの先駆けとして建設業界に普及しています。

機能内容
作業予定・実績管理協力会社が事前入力した情報を元に打ち合わせ時間を短縮
ゲート予定管理車両搬出入の予定を共有、ゲート混雑を回避
揚重機・機材予定クレーンなど揚重機、各機材の使用予定を管理
現場配置計画作業員の配置を可視化
巡回記録・指摘事項現場巡視の結果を記録、指摘事項を共有
出面管理日々の出面(人工)を記録、CSV出力可能
各種帳票出力作業報告書などの帳票を自動生成

労務安全(グリーンファイル管理)

建設現場の安全管理と労務安全書類の作成を効率化するサービスです。

機能内容
安全書類作成標準安全書類(グリーンファイル)を簡単作成
協力会社情報管理自社の建設現場に入場する協力会社の情報を把握・管理
作業員情報管理資格証等のファイル添付、有効期限管理
提出状況管理書類の提出・受け取りをBuildeeで完結
CCUS情報取込CCUSに登録済みの会社・作業員情報を転記
帳票プレビュー紙に出力せず帳票を確認、ペーパーレス化

入退場管理(顔認証・CCUS連携)

現場作業員の入退場を記録し、就業管理業務を効率化するサービスです。

機能内容
入退場実績管理作業員の入退場をリアルタイムで確認
顔認証(BANKEN FACE)顔認証で現場に入場している作業員を確実に把握
体表面温度測定顔認証と同時に検温を実施
CCUS就業履歴連携入退場データをCCUSに自動送信
作業員設定状況確認顔写真登録状況などを確認

Buildeeの良い評判・口コミ

実際にBuildeeを利用している企業の良い評判・口コミを紹介します。

打ち合わせ時間が大幅短縮

「Buildee調整会議を使うようになってからは、当日10:30までに職長や作業員がそれぞれ翌日の予定を入力するため、大まかな予定が完成します。昼の打ち合わせ本番では、1社ごとに説明する必要もなく、事前に作業エリア重複などを調整しておけることもあって15〜20分ほどで終了します。」
— 安藤ハザマ

協力会社にとっても負担軽減

「Buildeeの導入で生産性の向上を明らかに実感できており、採用して良かったと思います。協力会社にとっても、Buildeeは費用負担がない上に、気付いたとき即座にスマホなどから入力できるため、情報を伝え忘れるといった懸念が減っていることでしょう。」

安全書類の作業時間が約1/3に

「Buildeeの利用により、安全書類に関する作業時間が約1/3になった。BANKEN FACEの導入により、顔認証で現場に入場している作業員を確実に把握できるようになった。」
— 五洋建設

業界標準になってほしい

「『Buildeeいいよ』という話は他社によくしています。ゼネコン全体が同じ仕組みになれば専門工事会社も省力化が図れると思います。CCUS同様、ゼネコン各社がバラバラでシステムを作るような時代ではないと思いますし、そういう意味でBuildeeには業界標準になってほしいと考えています。」

複数ツールを統合できた

「施工管理でやることは多く、業務効率化のためにそれぞれ必要なツールなどをいくつか入れていましたが、Buildee一つに統合してからは別のツールのデータを参照する手間がなくなりました。」

Buildeeの悪い評判・口コミ・注意点

Buildeeには、以下のような注意点もあります。

初期費用・現場ごとの月額費用がかさむ

「約99,000円(税込)の初期費用がかかることがデメリット。支店や現場の規模・必要なオプションによっては費用がかさむかもしれません。」

Buildeeは元請会社にとって、初期費用50,000円〜99,000円、基本利用料30,000円/月に加え、現場ごとに調整会議9,800円、労務安全6,000円、入退場管理2,000円がかかります。複数現場を同時に運用すると費用が膨らみます。

協力会社との共有で苦戦することも

「自社だけで使用する際は良いですが、協力会社などと共有して使う際には苦戦します。」

慣れるまで時間がかかる

「使い始めは慣れるまで時間がかかりますが、一時的です。」

大規模現場向けで小規模には不向き

Buildeeはスーパーゼネコンから中堅ゼネコンの大規模現場向けに設計されています。協力会社管理や入退場管理、CCUS連携など、多くの作業員を管理する現場には最適ですが、小規模な現場には機能が過剰でコスト負担が大きくなる可能性があります。

Buildeeのメリット

Buildeeを導入するメリットは以下の通りです。

メリット①:協力会社は完全無料で利用可能

Buildeeは協力会社の利用料が完全無料です。グリーンサイトなど他社サービスでは協力会社にも費用負担が発生しますが、Buildeeはすべて元請負担。ユーザー登録数の制限もなく、協力会社に優しいサービスといえます。

メリット②:CCUS認定システムとして就業履歴を自動連携

Buildeeは建設キャリアアップシステム(CCUS)の認定システムです。入退場データをCCUSに自動送信でき、技能者の適切な評価・待遇改善に役立ちます。CCUSカードを忘れても顔認証で入退場管理が可能です。

メリット③:スーパーゼネコンも採用する業界標準

鹿島建設、大成建設、五洋建設などのスーパーゼネコンが全現場で導入しています。どのゼネコンの現場に行っても同じように作業間連絡調整会議を行えるようになり、建設業界全体の業務標準化に貢献しています。

メリット④:1日あたり2時間以上の業務時間短縮

Buildeeの導入により、元請けが1日約2時間、協力会社が約20分の業務時間短縮を実現。報告のために集まったり、資料を取りに行ったりする無駄な業務を大幅に削減できます。

メリット⑤:3サービスの情報を一元管理

調整会議・労務安全・入退場管理の3サービスで共通マスタデータを保有。一度入力した会社情報や作業員情報は、全元請・全現場で再利用できるため、重複登録の手間がありません。

Buildeeのデメリット・注意点

Buildeeを導入する際の注意点は以下の通りです。

デメリット①:初期費用+現場ごとの月額費用が発生

元請会社は初期費用50,000円〜99,000円に加え、基本利用料30,000円/月、さらに現場ごとに調整会議9,800円/月が必要です。複数現場を運用する場合、毎月の費用が膨らみます。

デメリット②:大規模現場向けで中小企業には過剰

Buildeeは協力会社管理・入退場管理・労務安全書類に特化したサービスです。数十人〜数百人規模の作業員を管理する大規模現場には最適ですが、小規模な現場には機能が過剰でコスト負担が大きくなります。

デメリット③:見積・請求・原価管理機能がない

Buildeeは「調整会議」「労務安全」「入退場管理」の3機能に特化しており、見積書作成、請求書発行、原価管理といった経理系の機能は搭載されていません。これらの機能が必要な場合は、別途システムを導入する必要があります。

デメリット④:LINE連携機能がない

Buildeeにはメッセンジャー機能はありますが、LINEとの連携機能は搭載されていません。普段使いのコミュニケーションツールとシームレスに連携したい場合は不便に感じる可能性があります。

Buildeeの導入事例【スーパーゼネコン】

Buildeeを導入した企業の事例を紹介します。

導入事例①:鹿島建設

全建築現場にBuildeeを導入し、基幹システムとして全面展開。技能者の職種別労務稼働状況やひっ迫度合いを支店や本社の管理部門でリアルタイムに把握できる仕組みを構築しています。

導入事例②:大成建設

Buildee調整会議の導入により、打ち合わせ時間を大幅短縮。業界標準化を推進する取り組みの一環として、他社にもBuildeeを推奨しています。

導入事例③:五洋建設

Buildeeの3サービス(調整会議・労務安全・入退場管理)を一本化し、重複登録の手間を削減。安全書類に関する作業時間が約1/3に短縮されました。

Buildeeはこんな会社におすすめ

Buildeeは以下のような会社におすすめです。

  • スーパーゼネコン・中堅ゼネコンなど大規模現場を持つ元請会社
  • 協力会社管理・入退場管理・労務安全書類の効率化を最優先したい会社
  • CCUS(建設キャリアアップシステム)との連携を重視する会社
  • 数十人〜数百人規模の作業員を管理する大規模現場
  • 業界標準のシステムを採用し、協力会社との連携をスムーズにしたい会社

Buildeeが向いていない会社

一方、以下のような会社にはBuildeeが向いていない可能性があります。

  • 初期費用を抑えて導入したい中小施工会社(初期費用50,000円〜99,000円が必要)
  • 見積・請求・原価管理まで1つのシステムで完結させたい会社
  • 小規模な現場中心の工務店・リフォーム会社
  • LINEなど普段使いのツールと連携したい会社

まとめ

本記事では、Buildeeの評判・口コミ、料金、機能、メリット・デメリットを解説しました。

Buildeeの特徴まとめ:

  • 施工管理領域のクラウドサービス導入シェアNo.1
  • 協力会社管理・入退場管理・労務安全書類に特化
  • 協力会社は完全無料で利用可能
  • CCUS認定システムとして就業履歴を自動連携
  • スーパーゼネコンが全現場で採用する業界標準
  • 元請会社は初期費用+現場ごとの月額費用が発生

Buildeeは、スーパーゼネコンから中堅ゼネコンまで、大規模現場の元請会社に最適なサービスです。

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Buildeeは大規模ゼネコン現場向けの優れたサービスですが、「そこまで大規模ではない」「入退場管理だけでなく見積・請求・原価管理も1つで済ませたい」という中小施工会社には、オールインワンで業務を完結できるAnymore施工管理がおすすめです。

Anymore施工管理:作業予定管理機能
Anymore施工管理:作業予定管理機能

BuildeeとAnymore施工管理の違い:

比較項目BuildeeAnymore施工管理
対象大規模ゼネコン現場向け中小規模の施工会社向け
初期費用50,000円〜99,000円0円
月額費用30,000円/月+現場ごとの費用15,000円〜
外部メンバー費用協力会社は無料(元請負担)0円(何人でも無料)
主な機能協力会社管理・入退場管理・労務安全案件〜見積・請求・原価まで一元管理
見積・請求機能なしあり
原価管理機能なしあり
LINE連携なしあり
Googleカレンダー連携なしあり

Anymore施工管理の強み:

  • 初期費用0円・外部メンバー費用0円:低コストで導入可能
  • オールインワン:案件管理・工程管理・報告・検査・写真・図面・発注・請求・見積・予算まで1つで完結
  • LINE連携・Googleカレンダー連携:普段使いのツールとシームレスに連携
  • 中小規模に最適化:複雑な機能に振り回されないシンプルな設計
  • 業界で最もシンプルで使いやすい操作性

「大規模ゼネコン現場ではないけど業務効率化したい」「入退場管理だけでなく経理業務も一元化したい」という方は、ぜひAnymore施工管理をお試しください。

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