eYACHO

eYACHOの評判・口コミ|料金・機能を紹介

「eYACHO(イーヤチョウ)の評判は実際どうなの?」「手書き機能や遠隔臨場対応は使いやすい?」「料金は高い?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

eYACHO
引用元:eYACHO公式HP

本記事では、eYACHOの評判・口コミを徹底調査し、大林組との共同開発の背景、手書き機能・遠隔臨場対応の特徴、料金プラン、導入メリットを解説します。

関連記事: 施工管理アプリの評判比較まとめ|主要15アプリの口コミを徹底調査

関連記事: 作業日報アプリおすすめ10選【建設業向け】無料・スマホ対応

関連記事: 使いやすいアプリのUI/UXの共通点|施工管理アプリで現場管理が変わる

目次

eYACHO(イーヤチョウ)とは?基本情報

eYACHO(イーヤチョウ)は、スーパーゼネコンの大林組と株式会社MetaMoJiが2015年に共同開発した施工管理アプリです。建設現場で長年使われてきた紙の「野帳」をデジタル化し、導入実績750社以上を誇ります。

サービス名eYACHO for Business(イーヤチョウ)
運営会社株式会社MetaMoJi(2011年設立)
共同開発株式会社大林組(スーパーゼネコン)
導入実績750社以上
対応OSiOS、Android、Windows
無料トライアル30日間
主な導入企業大林組、鹿島建設などスーパーゼネコン多数

eYACHOの最大の特徴は、大林組の現場ノウハウが詰め込まれている点です。実際の建設現場で検証を重ねて開発されており、紙の野帳と同じ感覚で手書きできる操作性と、遠隔臨場に対応したリアルタイム共有機能を両立しています。

eYACHOの料金プラン

eYACHOの料金は、法人向け個人向けで異なります。法人向けは最小5ライセンスからの購入が必要です。

項目料金(税込)
初期導入費330,000円
ライセンス料金(1ライセンス/年)30,800円〜
最小購入ライセンス数5ライセンス
初年度費用目安484,000円〜
クラウド容量10GB/ライセンス
無料トライアル30日間

オプションサービス:

  • 操作講習会(半日コース):110,000円(税込)
  • テンプレート作成サービス:110,000円(税込)〜
  • 限定ユーザー版:協力会社向けライセンス(1ライセンスから購入可能)

eYACHOは初期費用33万円+ライセンス費用で、初年度は約48万円以上のコストがかかります。大規模建設会社向けの価格設計となっており、中小規模の施工会社には導入ハードルが高い傾向があります。

eYACHOの主な機能

eYACHOには、建設現場の業務効率化に必要な機能が搭載されています。

機能カテゴリ主な機能
野帳のデジタル化手書きメモ、写真・動画・音声の添付、4万語の専門用語辞書
帳票作成検査記録表、安全衛生日誌、測量テンプレート、日報→月報自動生成
リアルタイム共有Share機能(複数人同時書き込み)、GEMBA Talk(ビデオ通話)
工事写真電子小黒板、工事写真台帳自動作成、ピン情報からの黒板データ生成
安全管理安全AIソリューション(リスク・対策の自動提示)
外部連携Dropbox、Googleドライブ、ビジネスチャット、各種計測機器(Bluetooth)

手書き機能の特徴

eYACHOの手書き機能は、紙の野帳と同じ感覚で使えることを重視して開発されています。

  • PDFや写真への直接書き込み:図面や資料の上に自由に手書きでメモを追加可能
  • 4万語の専門用語辞書:建設業界の専門用語を収録し、手書き文字の認識精度が向上
  • 録音しながらメモ:打合せの録音と手書きメモを連動、編集ポイントから音声再生可能
  • 動画添付機能:静止画だけでなく動画も添付可能、動画から静止画を抽出して共有

建設現場ではキーボード入力が難しい環境も多いため、手書きで直感的に入力できる点は大きな強みです。

遠隔臨場対応について

eYACHOは、国土交通省が推進する「遠隔臨場」に完全対応しています。

Share機能:図面や設計図に複数人が同時に書き込んで情報を共有できます。事務所と現場など離れた場所でも、作業間の連絡調整や上長への確認事項が瞬時に伝わります。

GEMBA Talk(ビデオ通話機能):eYACHOのシェアノートから簡単にビデオ通話が可能。遠隔地間でも映像と音声で現場の状況をリアルタイムに共有でき、共同作業の促進と円滑化を実現します。

eYACHOの良い評判・口コミ

実際にeYACHOを利用している企業の良い評判・口コミを紹介します。

紙の図面からiPad1台に集約できた

「いままで紙の図面を何枚も持ち歩いていたところから、iPad1台で済むようになりました。そのまま書き込んだり、写真の添付も可能なため非常に便利です。業務効率化と紙の削減というSDGs的な観点から、社内で推進していきたいと思います。」

朝礼準備時間が1〜2時間から10〜20分に短縮

「以前は1時間から2時間かかっていた朝礼準備が、eYACHO導入後は10分〜20分でできるようになりました。現場に朝早く来て書いたり、前日夕方や夜に書いていたものが、今はiPadひとつでできて格段に楽になりました。」(株式会社大林組様)

遠隔立会で移動時間を大幅削減

「eYACHOを導入してから、遠隔立会も可能になったのでまずは移動時間の削減になりました。さらに、全過程がペーパーレスにもなりましたし、リアルタイムで確認できるようになったことで業務効率化が促進されています。」(東日本高速道路株式会社様)

毎日1時間以上早く帰れるようになった

「これまでは、作業終了後に日報作成のために現場から会社へ戻る必要があり、業務に時間がかかっていました。eYACHOの導入後は、現場にいながら日報などの書類が作成できるようになったため、毎日1時間以上は早く帰れるようになっています。」(日鉄パイプライン&エンジニアリング株式会社様)

複数人で同時編集でき、作業の集中を解消

「eYACHO前はキープランのデータの作成にはExcelとPowerPointを使用していたが、ひとりしか作業ができないので、特定のひとりに作業が集中した。複数で作業ができるもの、ということでeYACHOを選択した。」(株式会社大林組様)

eYACHOの悪い評判・口コミ・注意点

eYACHOの悪い評判・口コミ・注意点

eYACHOには、以下のような注意点もあります。

多機能すぎて最初は分かりにくい

「多機能すぎて最初は『逆に何が出来るか分からない』という利用者がいました。しかしながら、テンプレートで工事写真表や入退館記録表などがあるため、普段使う用紙からデジタル化を進めていきました。」

屋外環境での使用制限

「eYACHOは紙ベースを無くせたところで、夏はすぐにタブレットが高温になってダメ、雨降ってもタブレットの操作が利かなくてダメという課題があります。」

写真整理機能の不足

「ここまで多機能ならば、蔵衛門のような写真整理機能もあると尚良いと思います。」

初期費用が高い

eYACHOは初期導入費33万円+ライセンス費用で、初年度は約48万円以上のコストがかかります。最小5ライセンスからの購入が必要なため、小規模事業者には導入のハードルが高くなっています。

eYACHOのメリット

eYACHOを導入するメリットは以下の通りです。

メリット①:大林組との共同開発で現場ノウハウが充実

スーパーゼネコンである大林組と共同開発されており、実際の建設現場で検証を重ねた実践的な機能が搭載されています。現場のリアルな課題解決に直結する設計が強みです。

メリット②:手書きとデジタルの融合

紙の野帳と同じ感覚で手書きでメモを取りながら、デジタルの利便性(共有・検索・保存)を享受できます。ITに不慣れな方でも直感的に操作可能です。

メリット③:遠隔臨場に完全対応

Share機能とGEMBA Talk(ビデオ通話)により、国土交通省が推進する遠隔臨場を実現。現場と事務所間のリアルタイム連携が可能です。

メリット④:協力会社向けライセンスがある

「限定ユーザー版」として協力会社向けライセンスが用意されており、元請けと協力会社が同じアプリで連携できます。大手ゼネコンとの取引がある企業には大きなメリットです。

メリット⑤:安全AIソリューションでリスク管理を高度化

MetaMoJi、大林組、労働安全衛生総合研究所が共同開発した安全AIにより、個人の経験に依存しない安全衛生管理が可能になります。

eYACHOのデメリット・注意点

eYACHOを導入する際の注意点は以下の通りです。

デメリット①:初期費用が高い

初期導入費33万円+ライセンス費用で、初年度は約48万円以上のコストがかかります。中小規模の施工会社には導入のハードルが高くなっています。

デメリット②:最小5ライセンスからの購入が必要

1〜2名で使いたい小規模事業者でも、最低5ライセンス分の費用がかかります。

デメリット③:大規模建設会社向けの機能設計

大林組との共同開発のため、大規模建設会社向けの機能・価格設計となっています。中小規模の施工会社には機能が過剰な場合があります。

eYACHOの導入事例

eYACHOを導入した企業の事例を紹介します。

導入事例①:株式会社大林組様(建築)

朝礼と昼の打ち合わせ、現場の安全パトロールにおいてeYACHOを活用。朝礼準備時間が1〜2時間から10〜20分に短縮され、現場全体の管理効率は3割向上しました。

導入事例②:東日本高速道路株式会社様

遠隔立会が可能になり移動時間を大幅削減。全過程がペーパーレスになり、リアルタイムで確認できるようになったことで業務効率化が促進されています。

導入事例③:大林組JV 千住関屋ポンプ所建設現場

わずか半年でeYACHOの活用が広がり、パトロール報告書や打合せ簿作成で忙殺されていた午前中がまるまる空いた。その時間で現場の測量や資材の注文作業ができるようになりました。

eYACHOはこんな会社におすすめ

eYACHOは以下のような会社におすすめです。

  • 大林組や鹿島建設など、eYACHOを使用しているゼネコンと取引がある企業
  • 遠隔臨場への対応が求められる企業
  • 紙の野帳をデジタル化し、手書き入力を重視したい企業
  • 複数現場の情報をリアルタイムで共有・管理したい中〜大規模建設会社
  • 安全AIを活用したリスク管理の高度化を目指す企業

eYACHOが向いていない会社

一方、以下のような会社にはeYACHOが向いていない可能性があります。

  • 初期費用を抑えたい会社(初期費用33万円+ライセンス費用で初年度48万円以上)
  • 少人数で利用したい会社(最小5ライセンスからの購入が必要)
  • LINEで協力会社や施主と連絡を取りたい会社
  • シンプルな機能で十分な中小規模の施工会社

まとめ

本記事では、eYACHO(イーヤチョウ)の評判・口コミ、料金、機能、メリット・デメリットを解説しました。

eYACHOの特徴まとめ:

  • 大林組と共同開発した施工管理アプリ(導入実績750社以上)
  • 紙の野帳と同じ感覚で使える手書き機能
  • Share機能・GEMBA Talkで遠隔臨場に完全対応
  • 安全AIソリューションでリスク管理を高度化
  • 初期費用33万円〜、初年度費用48万円以上(大規模建設会社向け価格)

eYACHOは、手書き機能と遠隔臨場対応を重視する大規模建設会社に最適なサービスです。

「初期費用ゼロ」「シンプルで使いやすい」施工管理アプリなら|Anymore施工管理

eYACHOは大手ゼネコン向けの高機能アプリですが、「初期費用が高い」「機能が多すぎる」「LINE連携がない」という方には、初期費用ゼロ・業界で最もシンプル・LINE連携対応のAnymore施工管理がおすすめです。

Anymore施工管理:概要説明
引用元:Anymore施工管理説明資料

eYACHOとAnymore施工管理の違い:

比較項目eYACHOAnymore施工管理
初期費用330,000円0円
月額費用30,800円〜/年(1ライセンス)15,000円〜/月
最小購入数5ライセンス(初年度48万円〜)制限なし
外部メンバー費用限定ユーザー版が必要0円(何人でも無料)
LINE連携なしあり
Googleカレンダー連携なしあり
操作性多機能(大規模現場向け)業界で最もシンプル
ターゲット大規模建設会社中小規模の施工会社

Anymore施工管理の強み:

  • 初期費用0円:eYACHOの33万円に対して完全無料
  • 外部メンバー費用0円:協力会社を何人招待しても追加費用なし
  • LINE連携・Googleカレンダー連携:普段使いのツールとシームレスに連携
  • 業界で最もシンプルで使いやすい:複雑な設定なしですぐに使い始められる
  • オールインワン:案件管理・工程管理・報告・検査・写真・図面・発注・請求・見積・予算まで網羅

「初期費用をかけずに始めたい」「シンプルで使いやすいアプリがいい」「LINEで連絡を取りたい」という中小規模の施工会社の方は、ぜひAnymore施工管理をお試しください。

anymore施工管理説明資料

サービス資料ダウンロード

施工管理アプリの検討をしている担当者様向けに、Anymore施工管理の概要について紹介しています。


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

まずは無料でお試しください

1ヶ月間、すべての機能を無料でご利用いただけます。
導入サポートも無料で対応いたします。

※ しつこい営業活動は致しません。