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原価管理ソフトおすすめ10選【建設業向け】利益率改善のポイント

「工事ごとの利益率を正確に把握したい」「Excelでの原価管理に限界を感じている」「赤字工事を早期に発見したい」とお悩みの建設業の方も多いのではないでしょうか。

本記事では、建設業向け原価管理ソフトのおすすめ10選を紹介します。実行予算管理、原価集計、利益分析など機能別に比較しましたので、利益率改善にお役立てください。

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目次

原価管理ソフトとは?

原価管理ソフトとは、工事ごとの原価(材料費・労務費・外注費・経費)を正確に管理・把握し、利益率の最大化を図るための業務支援ソフトウェアです。建設業では工事原価管理システムとも呼ばれます。

建設業の原価管理が難しい理由

建設業の原価管理は、他業種に比べて複雑です。その理由は以下の通りです。

  • 勘定科目が特殊:建設業会計は一般的な商業会計とは異なる勘定科目を使用
  • 売上計上タイミングが複雑:工事進行基準など、完成まで時間がかかる
  • 原価の変動が大きい:材料費の高騰、天候による工期延長など
  • 複数現場の同時管理:案件ごとに原価を正確に把握する必要がある

なぜ今、原価管理が重要なのか

建設業では近年、以下の背景から原価管理の重要性が高まっています。

課題影響
材料費の高騰ウッドショック、鉄鋼価格上昇などによるコスト増
人件費の上昇人手不足による労務費増加、割増賃金率の引き上げ
働き方改革2024年問題による時間外労働の上限規制
利益率の低下わずかなコスト増減が利益に直結する構造

原価管理ソフト導入のメリット

原価管理ソフトを導入することで得られるメリットを解説します。

メリット①:リアルタイムで原価・粗利を把握

工事の進捗に応じて原価状況をリアルタイムで確認できます。予算と実績の差異をすぐに察知し、赤字工事を早期に発見して対策を講じることが可能です。

メリット②:利益率の向上

工事ごとの採算性を正確に分析できるため、利益率の高い工事を選別し、戦略的な受注活動が可能になります。原価差異分析機能を活用すれば、コスト削減の余地を見つけ出せます。

メリット③:業務効率化・ミス削減

複雑な原価計算を自動化することで、手作業での入力ミスや計算間違いを大幅に削減できます。二重入力も不要になり、経理担当者の負担が軽減されます。

メリット④:経営判断の迅速化

複数案件を横断的に把握でき、経営に関するデータを可視化。適切なタイミングでの意思決定が容易になり、経営改善につなげられます。

原価管理ソフトの主な機能

建設業向け原価管理ソフトに搭載されている主な機能を解説します。

機能概要
実行予算管理工事ごとの予算を作成・管理し、予実対比を行う
原価集計材料費・労務費・外注費・経費を自動で集計
発注管理発注書の作成、発注残の管理
支払管理業者への支払いスケジュール管理
請求管理請求書の発行、入金管理
工事台帳作成工事ごとの収支を一覧で把握
利益分析工事別・担当者別・期間別などの分析
会計連携会計ソフトへのデータ出力

原価管理ソフトの選び方

建設業向け原価管理ソフトを選ぶ際のポイントを解説します。

ポイント①:必要な機能が基本機能か確認

実行予算管理や発注管理などが「基本機能」として提供されているかを確認しましょう。ソフトによってはオプション(追加料金)となる場合があります。

ポイント②:隠れたコストに注意

月額料金だけでなく、以下の「隠れたコスト」も確認しましょう。

  • 初期費用:10万円〜30万円かかるソフトもある
  • 導入支援費用:講習会などに1日10万円以上かかるケースも
  • オプション料金:発注管理や請求管理がオプションの場合も
  • 外部サービス連携費用:別途GoogleDriveなどが必要なケースも

ポイント③:クラウド型かオンプレミス型か

クラウド型は初期費用を抑えられ、外出先からもアクセス可能。オンプレミス型はセキュリティを自社でコントロールできます。自社の運用環境に合わせて選びましょう。

ポイント④:他システムとの連携

既存の会計ソフトや給与計算システムとの連携が可能かを確認しましょう。データ連携ができれば、二重入力を防ぎ、業務効率が向上します。

ポイント⑤:サポート体制

導入時の研修や運用サポートが充実しているかを確認しましょう。土曜日対応など、建設業の業務形態に合ったサポート体制があると安心です。

原価管理ソフトおすすめ10選【比較表】

建設業向け原価管理ソフトのおすすめ10選を比較表にまとめました。

ソフト名初期費用月額料金予算管理注意点
Anymore施工管理0円15,000円〜LINE連携対応(業界唯一)
どっと原価シリーズ要問い合わせ23,000円〜20年以上の実績
ANDPAD引合粗利管理要問い合わせ要問い合わせ×発注管理はオプション
サクミル0円9,800円〜業界最安値クラス
アイピア120,000円〜12,000円〜アプリなし
勘定奉行クラウド 建設業編要問い合わせ要問い合わせ会計連携に強み
SMILE V コストマネージャー要問い合わせ要問い合わせERP連携に強み
レッツ原価管理Go2要問い合わせ要問い合わせ見積〜回収まで一元管理
建設原価ビルダー5要問い合わせ要問い合わせオンプレミス型
uconnect0円9,800円〜業界最安値クラス

◎:基本機能 ●:オプション機能(追加料金) ×:非対応

※2025年11月時点の情報です。詳細は各社公式サイトをご確認ください。

原価管理ソフトおすすめ10選【詳細】

各原価管理ソフトの特徴を詳しく解説します。

1. Anymore施工管理【おすすめ】

Anymore施工管理:実行予算管理画面
Anymore施工管理:実行予算管理画面

業界唯一のLINE連携機能で、シンプルながら実行予算管理から発注・請求まで一元管理できる次世代型施工管理アプリです。中小規模の施工会社向けに開発されています。

運営会社Anymore株式会社
提供形態クラウド
初期費用0円
月額費用15,000円(税抜)〜
外部メンバー費用0円(何人招待しても無料)
無料トライアル1ヶ月
対応端末iOS / Android / PC / LINE
主な機能実行予算管理、発注管理、請求・見積もり、案件管理、工程管理、報告、写真管理、LINE連携、Googleカレンダー連携

おすすめポイント:

  • 実行予算管理が基本機能:工事ごとの粗利をリアルタイムで把握
  • 発注・請求管理が基本機能:オプション料金なし
  • LINE連携:現場からLINEで報告・確認可能(業界唯一)
  • Googleカレンダー連携:スケジュール管理も効率化(業界唯一)
  • 外部メンバー費用0円:協力会社を何人招待しても無料
  • 導入サポート無償:初期データセットアップ、使い方レクチャー込み

こんな会社におすすめ:シンプルに予算管理・原価管理を始めたい中小建設会社

2. どっと原価シリーズ

どっと原価
引用元:どっと原価公式HP

どっと原価シリーズは、20年以上の販売実績を持つ建設業向け原価管理システムです。導入企業数No.1の信頼性があります。

提供会社株式会社建設ドットウェブ
提供形態クラウド(どっと原価3)/オンプレミス(どっと原価NEO)
初期費用要問い合わせ
月額費用23,000円〜(20IDまで)
主な機能見積作成、予算管理、発注管理、原価集計、支払管理

おすすめポイント:

  • 20年以上の販売実績
  • 6階層までに対応した見積作成機能
  • 工事進行基準に対応した進行率による収支管理
  • 必要な機能のみを選択できる柔軟性

こんな会社におすすめ:実績のある信頼性の高いソフトを求める会社

3. ANDPAD引合粗利管理

Andpad引合粗利管理
引用元:Andpad公式HP

ANDPAD引合粗利管理は、21万社以上が導入しているクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」の原価管理機能です。

提供会社株式会社アンドパッド
提供形態クラウド
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
対象規模大規模向け
主な機能粗利計算、見積もり作成、発注(オプション)、原価管理(オプション)

おすすめポイント:

  • 導入企業数21万社の実績
  • データがリアルタイムで集約されるダッシュボード
  • 施工管理アプリ「ANDPAD」とのシームレスな連携

注意点:受発注管理や原価管理はオプション機能です。大規模企業向けに設計されており、中小企業には機能過多・高額になる可能性があります。実行予算管理機能は搭載されていません

こんな会社におすすめ:施工管理と原価管理を一元化したい大規模企業

ANDPADの評判・口コミを詳しく見る

4. サクミル

サクミル
引用元:サクミル公式HP

サクミルは、月額9,800円で30アカウントまで利用できる低コストの現場管理アプリです。実行予算管理機能を搭載しています。

提供会社株式会社プレックス
提供形態クラウド
初期費用0円
月額費用9,800円(税抜)〜 ※30アカウントまで
ストレージ300GB
無料トライアル2ヶ月
対象規模小規模向け
主な機能実行予算管理、請求・見積もり、案件管理、日報、写真管理

おすすめポイント:

  • 30アカウントで月額9,800円の低コスト
  • 実行予算管理が基本機能
  • 初期費用0円
  • 2ヶ月の無料トライアル

こんな会社におすすめ:低コストで原価管理を始めたい小規模事業者

サクミルの評判・口コミを詳しく見る

5. アイピア

アイピア
引用元:アイピア公式HP

アイピアは、建築業向けのオールインワン型業務管理システムです。顧客管理から経営分析まで多岐にわたる機能を搭載しています。

提供会社株式会社アイピア
提供形態クラウド
初期費用120,000円(税抜)〜(ライトプラン)
月額費用10,000円+2,000円/ユーザー(税抜)〜
主な機能案件管理、商談・提案管理、工程管理、写真管理、請求・見積もり

おすすめポイント:

  • オールインワン型の業務管理
  • 段階ごとに粗利の推移を把握
  • 導入時の研修を何度でも無料で受けられる

注意点:以下の点に注意が必要です。

  • 初期費用が12万円〜と発生
  • モバイルアプリの提供なし
  • こんな会社におすすめ:顧客管理から業務全体を一元管理したい工務店・リフォーム会社

    アイピアの評判・口コミを詳しく見る

    6. 勘定奉行クラウド 建設業編

    勘定奉行クラウド 建設業編は、建設業向けに特化したクラウド型の会計・原価管理ソフトです。制度対応と経理DXを両立できます。

    提供会社株式会社オービックビジネスコンサルタント
    提供形態クラウド
    初期費用要問い合わせ
    月額費用要問い合わせ
    主な機能原価計算自動化、リアルタイム原価集計、支払管理

    おすすめポイント:

    • 工事ごとの原価計算を自動化
    • 日々の仕訳伝票から工事原価をリアルタイムに集計
    • 不採算工事の早期把握が可能
    • Excelでの支払管理が一切不要に

    こんな会社におすすめ:経理業務のDXを推進したい会社、会計との連携を重視する会社

    7. SMILE V 2nd Edition コストマネージャー

    SMILE V 2nd Edition コストマネージャーは、発注・予算・支払・請求をまとめて管理できる原価管理システムです。

    提供会社株式会社OSK
    提供形態クラウド/オンプレミス
    初期費用要問い合わせ
    月額費用要問い合わせ
    主な機能実行予算入力、多角的分析、作業日報、共通費配賦

    おすすめポイント:

    • 要素細目別・作業工程別など多角的な分析
    • 建設業特有の業務に対応
    • ERPシステムとの連携性が高い

    こんな会社におすすめ:多角的な分析を行いたい会社、ERPとの連携を検討している会社

    8. レッツ原価管理Go2クラウド

    レッツ原価管理Go2クラウドは、見積・実行予算・発注・原価・支払・回収に至る業務を一元管理できるクラウド型原価管理システムです。

    提供会社株式会社レッツ
    提供形態クラウド
    初期費用要問い合わせ
    月額費用要問い合わせ
    主な機能見積・実行予算・発注・原価・支払・回収の一元管理

    おすすめポイント:

    • データを一度入力すれば関連資料へ自動反映
    • 二重入力や入力ミスを削減
    • 建設業・製造業両方に対応

    こんな会社におすすめ:見積から回収まで一気通貫で管理したい会社

    9. 建設原価ビルダー5

    建設原価ビルダー5は、業務フローに沿った簡単なデータ入力だけで、コスト管理に役立つ多彩な帳票を作成できる原価管理システムです。

    提供会社コベック株式会社
    提供形態オンプレミス
    初期費用要問い合わせ
    月額費用要問い合わせ
    主な機能経営分析、出面管理、支払・入金管理、帳票作成

    おすすめポイント:

    • 経営者・現場・経理担当の3つの視点からの経営分析
    • インボイス制度や電子記録債権「でんさい」に対応
    • 「簡単メニュー画面」と「高機能メニュー画面」をワンタッチで切替

    こんな会社におすすめ:オンプレミス型を希望する会社、経営分析を強化したい会社

    10. uconnect

    uconnectは、建設業界向けの粗利管理クラウドサービスです。中小企業でも手軽に導入可能な価格設定が特徴です。

    提供会社株式会社ダイテック
    提供形態クラウド
    初期費用0円
    月額費用9,800円〜
    無料トライアル30日間
    主な機能リアルタイム粗利表示、見積書・発注書・請求書出力、売掛・入金管理

    おすすめポイント:

    • 建設業界向け粗利管理クラウドの中でも業界最安値クラス
    • 初期費用0円
    • 30日間の無料お試しが可能

    こんな会社におすすめ:低コストで導入したい中小企業・個人事業主

    原価管理ソフト 機能比較表

    紹介した10ソフトの主要機能を比較表にまとめました。

    ソフト名予算管理発注管理請求管理原価集計利益分析会計連携LINE連携Gカレンダー
    Anymore施工管理
    どっと原価シリーズ××
    ANDPAD引合粗利管理×××
    サクミル××
    アイピア××
    勘定奉行クラウド××
    SMILE V××
    レッツ原価管理Go2××
    建設原価ビルダー5××
    uconnect××

    ◎:基本機能 ●:オプション機能(追加料金) ○:一部対応 ×:非対応

    ※LINE連携・Googleカレンダー連携に対応しているのはAnymore施工管理のみです。

    利益率を改善するための原価管理のポイント

    原価管理ソフトを活用して利益率を改善するためのポイントを解説します。

    ポイント①:リアルタイムで予実管理を行う

    工事の進捗に応じて予算と実績の差異をリアルタイムで把握することが重要です。差異が発生した時点で原因を分析し、早期に対策を講じることで赤字工事を防げます。

    ポイント②:工事別・担当者別の分析を行う

    工事別の利益率を比較することで、どの工事タイプが利益率が高いかを把握できます。担当者別の分析では、見積精度の違いなども明らかになります。

    ポイント③:過去データを活用した見積精度向上

    過去の工事データを蓄積・分析することで、見積精度を向上させることができます。実績に基づいた見積もりにより、受注段階での利益確保が可能になります。

    ポイント④:業者別の発注金額を把握する

    業者ごとの年間発注金額を把握することで、値段交渉の資料として活用できます。取引量に応じた価格交渉により、原価削減につなげられます。

    まとめ

    原価管理ソフトは、建設業における利益率改善の重要なツールです。Excelでの管理に限界を感じている場合は、専用ソフトの導入を検討してみてください。

    本記事のポイント:

    • 原価管理ソフトでリアルタイムに原価・粗利を把握
    • LINE連携対応はAnymore施工管理のみ(業界唯一)
    • 月額料金だけでなく「隠れたコスト」も確認
    • 必要な機能がオプションでないか確認
    • 無料体験版を活用して使い勝手を確認

    導入前には無料体験やデモを活用し、自社の業務フローに合ったソフトを選びましょう。

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    • 実行予算管理:工事ごとの粗利をリアルタイムで把握
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    • Googleカレンダー連携:スケジュール管理も効率化(業界唯一)
    • 初期費用0円・外部メンバー費用0円:隠れたコストなし
    • 月額15,000円〜:リーズナブルな料金
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