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勤怠管理アプリおすすめ10選【建設業向け】無料・GPS対応

建設業の勤怠管理、こんなお悩みはありませんか?「直行直帰が多くて正確な勤務時間が把握できない」「タイムカードのために現場から事務所に戻るのが非効率」「不正打刻が心配」。

建設業向けの勤怠管理アプリなら、GPS打刻で現場からスマホで簡単に打刻でき、直行直帰にも対応。2024年4月から適用された時間外労働の上限規制にも対応し、正確な労働時間管理を実現できます。

この記事では、建設業向け勤怠管理アプリのおすすめ11選を紹介します。勤怠管理専用アプリに加えて、施工管理と勤怠管理を一括で行えるアプリも紹介しますので、自社に最適なアプリ選びの参考にしてください。

関連記事: 出面管理アプリおすすめ10選|人工計算・勤怠管理を効率化

関連記事: 施工管理アプリおすすめ20選【2025年】料金・機能比較

建設業の勤怠管理の課題

建設業には、他業種にはない特有の勤怠管理の課題があります。

1. 直行直帰による勤務時間管理の難しさ

建設業では、事務所に寄らずに現場へ直行し、作業後はそのまま帰宅する「直行直帰」が一般的です。オフィスにタイムカードを置いても、毎回事務所に立ち寄るわけではないため、正確な勤務時間の把握が困難になります。

2. 複数現場への移動

日によって勤務する現場が異なったり、1日に複数の現場を移動することもあります。現場ごとの勤務時間を正確に記録するのは手作業では限界があります。

3. 不正打刻のリスク

正確な労働時間が把握できないことを利用して、残業時間を実際より長く申請したり、逆に休日出勤を隠したりするケースも。不正打刻を防止する仕組みが必要です。

4. 2024年問題への対応

2024年4月から建設業にも時間外労働の上限規制が適用されました。一般企業と同じ条件で適用されるため、正確な労働時間の把握がより重要になっています。

5. 複数システムの管理負担

勤怠管理と施工管理を別々のシステムで行っていると、データの二重入力や管理工数の増加につながります。施工管理と勤怠管理を一括で行えるアプリなら、この課題を解決できます。

建設業向け勤怠管理アプリの選び方

建設業に適した勤怠管理アプリを選ぶポイントを6つ紹介します。

1. GPS打刻に対応しているか

打刻と同時に位置情報を取得できる「GPS打刻」は、建設業に必須の機能です。どこで出勤・退勤ボタンが押されたかがわかるため、不正打刻の防止や、災害時の従業員の所在確認にも役立ちます。

2. スマホ対応しているか

現場作業が中心の建設業では、PCを使わずスマホだけで操作できるかが重要です。打刻・申請・確認といった基本操作をスマホアプリでスムーズに行える製品を選びましょう。

3. 多様な勤務形態に対応しているか

建設業では、内勤・外勤・夜勤などさまざまな勤務形態が存在します。変形労働制やシフト勤務など、自社の勤務形態に対応できるかを確認しましょう。

4. 36協定・残業管理に対応しているか

時間外労働の上限規制に対応するため、残業時間のアラート機能や有給休暇管理機能があるかを確認しましょう。

5. 操作が簡単か

建設業界ではベテラン職人も多く活躍しています。ITに不慣れな方でも使いやすいシンプルな操作性が重要です。LINEで打刻できるアプリなら、普段使い慣れたアプリで操作できます。

6. 施工管理と一括で行えるか

勤怠管理だけでなく、工程管理・写真管理・報告などの施工管理も一括で行えるアプリなら、複数システムを使い分ける手間がなくなります。現場の業務効率化を総合的に進めたい場合は、施工管理一体型のアプリも検討しましょう。

建設業向け勤怠管理アプリおすすめ11選【比較表】

建設業におすすめの勤怠管理アプリ11選を比較表で紹介します。

アプリ名タイプ月額料金無料トライアル特徴
Anymore施工管理施工管理一体型15,000円〜1ヶ月施工管理と勤怠を一括。LINE連携あり
KING OF TIME勤怠専用300円/人30日間業界シェアNo.1、18種類の打刻方法
ジョブカン勤怠管理勤怠専用200円〜/人30日間機能を選んでカスタマイズ可能
ジンジャー勤怠勤怠専用300円〜/人要問合せ人事労務システムと連携
勤CON管建設業特化要問合せ要問合せ建設・工事業特化
マネーフォワード クラウド勤怠勤怠専用300円〜/人1ヶ月経理システムと連携
AKASHI勤怠専用200円〜/人30日間低コストで多機能
HRMOS勤怠勤怠専用100円/人30名以下無料30名以下は無料
MOT勤怠管理勤怠専用要問合せあり顔認証打刻対応
レコル勤怠専用100円/人30日間1人月額100円の低価格
freee勤怠管理Plus勤怠専用300円/人要問合せfreeeシリーズと連携

【施工管理と一括】勤怠管理もできる施工管理アプリ

勤怠管理だけでなく、施工管理全体を効率化したい場合は、勤怠管理機能を持つ施工管理アプリがおすすめです。

Anymore施工管理【おすすめ】

Anymore施工管理:入退場管理機能
引用元:Anymore施工管理公式HP

Anymore施工管理は、中小建設会社向けに開発された施工管理アプリです。勤怠・入退場管理機能を基本機能として搭載しており、施工管理と勤怠管理を一括で行えます。

提供元Anymore株式会社
初期費用0円
月額料金15,000円(税抜)〜
外部メンバー費用0円
無料トライアル1ヶ月
対応端末Web版、iOS、Android

メリット:

  • 勤怠・入退場管理が基本機能に含まれる(追加料金なし)
  • 業界唯一のLINE連携機能で、LINEから出退勤の打刻や報告が可能
  • 施工管理(案件管理・工程管理・写真管理・報告・検査・発注・請求見積)と勤怠管理を一つのアプリで完結
  • 外部メンバー(協力会社・職人)の費用が0円
  • 1ヶ月の無料トライアルで全機能を試せる
  • Googleカレンダー連携でスケジュール管理も効率化

デメリット:

  • サービスリリースが2024年12月と新しいため、導入実績はこれから
  • 勤怠管理専用アプリほど細かい設定はできない場合がある

こんな会社におすすめ:

  • 施工管理と勤怠管理を一つのアプリで行いたい会社
  • ITに不慣れな職人さんが多く、LINEで簡単に打刻したい会社
  • 複数のシステムを使い分ける手間を省きたい会社
  • 協力会社・外部メンバーの入退場管理も行いたい会社

【勤怠管理専用】建設業向け勤怠管理アプリ10選

各アプリの詳細を解説します。

1. KING OF TIME(キングオブタイム)

勤怠管理・人事給与システムでシェアNo.1のクラウド型勤怠管理システムです。建設業を含むあらゆる業種で導入されています。

主な機能GPS打刻、生体認証、ICカード打刻、シフト管理、残業管理、有休管理
打刻方法業界最多18種類(PC、スマホ、ICカード、指紋認証、顔認証など)
料金初期費用0円、月額300円/人
無料トライアル30日間
提供元株式会社ヒューマンテクノロジーズ

建設業におすすめのポイント:GPS打刻で打刻場所がわかるため、直行直帰が多い現場でも正確な勤務時間を把握できます。多彩な打刻方法から現場に合ったものを選べます。

2. ジョブカン勤怠管理

累計導入企業12万社以上の実績を誇る勤怠管理システムです。必要な機能を選んでカスタマイズできるのが特徴です。

主な機能出勤管理、シフト管理、休暇管理、工数管理、GPS打刻、LINE打刻
打刻方法PC、スマホ、ICカード、LINE、Slack、ジオフェンシング
料金初期費用0円、月額200円〜500円/人(機能数による)
無料トライアル30日間(全機能利用可能)
提供元株式会社DONUTS

建設業におすすめのポイント:ジオフェンシング機能で打刻エリアを限定でき、不正打刻を防止。LINE打刻は普段使い慣れたアプリで打刻できるため、ITに不慣れな方にも好評です。

3. ジンジャー勤怠

人事労務・給与計算・経費精算など人事業務を一元管理できるクラウドサービスです。勤怠管理から人事管理まで連携できます。

主な機能GPS打刻、顔写真付き打刻、シフト管理、残業アラート、有休管理
打刻方法PC、スマホ、タブレット、AppleWatch
料金月額300円〜/人(初期費用は要問合せ)
無料トライアル要問合せ
提供元jinjer株式会社

建設業におすすめのポイント:打刻時に写真を撮影できるため、なりすまし防止に効果的。人事管理や給与計算との連携で、バックオフィス業務全体を効率化できます。

4. 勤CON管

建設・工事業向けに特化した勤怠管理クラウドサービスです。工事ごとの勤怠時間管理と労務費管理を同時に行えます。

主な機能GPS打刻、現場別・作業別の工数管理、36協定アラート、日報入力
打刻方法PC、スマホ、タブレット、ICカード
料金要問合せ
無料トライアル要問合せ
提供元あさかわシステムズ株式会社

建設業におすすめのポイント:「作業者」または「工事」を軸とした日報入力で、工事ごとの勤怠時間管理と労務費管理を同時に実現。建設業に特化した機能が充実しています。

5. マネーフォワード クラウド勤怠

マネーフォワードの各種サービスとシームレスに連携できるクラウド型勤怠管理システムです。

主な機能GPS打刻、シフト管理、残業アラート、休暇管理、給与連携
打刻方法PC、スマホ、タブレット
料金月額300円〜/人
無料トライアル1ヶ月間
提供元株式会社マネーフォワード

建設業におすすめのポイント:スマホの位置情報が許可されていない場合はエラーメッセージが表示されるため、位置情報不明のまま打刻されるリスクを防げます。経理システムとの連携で給与計算も効率化。

6. AKASHI(アカシ)

コストパフォーマンスに優れた勤怠管理システムです。初期費用なし、月額200円から利用できます。

主な機能GPS打刻、ジオフェンシング、指紋認証、顔認証、シフト管理
打刻方法PC、スマホ、タブレット、Felicaカード、専用打刻機
料金初期費用0円、月額200円〜/人(プランによる)
無料トライアル30日間
提供元ソニービズネットワークス株式会社

建設業におすすめのポイント:ジオフェンシング機能で打刻可能範囲を最大半径500mまで設定可能。複数の現場を登録でき、日ごとに勤務場所が変わる建設業に最適です。

7. HRMOS勤怠(ハーモス勤怠)

30名以下なら無料で利用できる勤怠管理システムです。中小規模の建設会社に最適です。

主な機能GPS打刻、LINE打刻、シフト管理、残業アラート、有休管理
打刻方法PC、スマホ、LINE、ICカード、QRコード
料金30名以下:無料、31名以上:月額100円/人
無料トライアル30名以下は完全無料
提供元株式会社ビズリーチ

建設業におすすめのポイント:LINEのトーク画面で「出勤/退勤ボタン」を押すだけで打刻が完了。普段使い慣れたLINEで打刻できるため、スマホ操作に不慣れな方にも使いやすいです。

8. MOT勤怠管理

GPS打刻と顔認証打刻に対応した建設業向け勤怠管理システムです。出面管理も同時に行えます。

主な機能GPS打刻、顔認証打刻、シフト管理、出面管理、CSV出力
打刻方法スマホ(GPS)、顔認証
料金要問合せ
無料トライアルあり
提供元株式会社バルテック

建設業におすすめのポイント:現場ごとに顔認証打刻機を設置でき、なりすまし防止に効果的。シフト管理機能で各現場ごと・職員ごとに業種を分けて登録できるため、勤怠管理と出面管理を同時に行えます。

9. レコル

1ユーザー月額100円から利用できる低価格が特徴の勤怠管理システムです。初期費用も不要です。

主な機能GPS打刻、ICカード打刻、シフト管理、残業管理、有休管理
打刻方法PC、スマホ、ICカード
料金初期費用0円、月額100円/人
無料トライアル30日間
提供元中央システム株式会社

建設業におすすめのポイント:月額100円という低価格ながら、GPS打刻や残業管理など必要な機能を備えています。コストを抑えて勤怠管理を始めたい企業に最適です。

10. freee勤怠管理Plus

freeeシリーズと連携して人事労務業務を一元化できる勤怠管理システムです。KING OF TIMEのOEM製品です。

主な機能GPS打刻、生体認証、ICカード打刻、シフト管理、残業管理
打刻方法PC、スマホ、ICカード、指紋認証、顔認証
料金月額300円/人
無料トライアル要問合せ
提供元freee株式会社

建設業におすすめのポイント:freee人事労務やfreee会計と連携することで、勤怠データから給与計算、経理処理まで一気通貫で行えます。すでにfreeeを利用している企業におすすめです。

目的別おすすめアプリまとめ

導入目的別におすすめのアプリをまとめました。

導入目的おすすめアプリ
施工管理と勤怠管理を一括で行いたいAnymore施工管理
LINEで簡単に打刻したいAnymore施工管理、HRMOS勤怠、ジョブカン勤怠管理
無料で始めたいHRMOS勤怠(30名以下無料)
低コストで導入したいレコル(月額100円/人)、ジョブカン(月額200円〜/人)
建設業特化のアプリがいい勤CON管、MOT勤怠管理
シェアNo.1の安心感KING OF TIME
人事労務全体を効率化ジンジャー勤怠
経理システムと連携マネーフォワード クラウド勤怠、freee勤怠管理Plus
顔認証で不正防止MOT勤怠管理、KING OF TIME

勤怠管理アプリ導入のメリット

建設業で勤怠管理アプリを導入するメリットを4つ紹介します。

1. 正確な勤務時間の把握

GPS打刻により、直行直帰でも正確な勤務時間を把握できます。打刻場所も記録されるため、不正打刻の防止にもつながります。

2. 集計作業の自動化

勤怠データの集計が自動化され、手作業による計算ミスや転記ミスがなくなります。給与計算ソフトとの連携で、労務費集計業務を大幅に削減できます。

3. 法令遵守の徹底

残業時間のアラート機能や有休管理機能により、36協定や働き方改革関連法への対応をサポートします。

4. 施工管理との一元化

Anymore施工管理のような施工管理一体型アプリなら、勤怠管理と施工管理を一つのアプリで完結できます。複数システムを使い分ける手間がなくなり、現場の業務効率が大幅に向上します。

導入時の注意点

勤怠管理アプリを導入する際の注意点を3つ紹介します。

1. 現場への浸透を図る

アプリを導入しても、現場の作業員が使いこなせなければ効果は出ません。導入時の研修や操作マニュアルの整備など、現場への浸透を図る取り組みが重要です。LINE連携機能があるアプリなら、ITに不慣れな職人さんでも抵抗なく使えます。

2. 既存システムとの連携を確認

給与計算ソフトや会計ソフトなど、既存のシステムと連携できるかを確認しましょう。連携できれば、さらなる業務効率化が期待できます。

3. 無料トライアルで試す

多くのアプリが無料トライアルを提供しています。本格導入前に試用して、操作性や機能を確認することをおすすめします。Anymore施工管理は1ヶ月間の無料トライアルがあり、十分に検証できます。

まとめ

建設業向けの勤怠管理アプリを導入することで、直行直帰が多い現場でも正確な勤務時間を把握でき、2024年問題への対応も万全になります。

この記事のポイント:

  • 建設業にはGPS打刻・直行直帰対応が必須
  • スマホやLINEで簡単に打刻できるアプリを選ぶ
  • 36協定・残業管理に対応しているか確認
  • 施工管理と一括で行えるアプリなら複数システムの管理が不要
  • 無料トライアルで操作性を確認してから導入

施工管理と勤怠管理を一括で効率化したい中小建設会社には、業界唯一のLINE連携機能を持つ「Anymore施工管理」がおすすめです。勤怠・入退場管理が基本機能に含まれており、外部メンバーの費用も0円。まずは1ヶ月の無料トライアルで操作感を確認してみてください。

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